父の日
ひとことで言えば、私は父のことを大好きである。
誰よりもわたしのことを見守ってくれていると思っている。
私がしたいと言ったことに対して、反対されたことなんて一度もないし、
いつも静かに応援をしてくれると思っている。
「誰かに迷惑かけてもええんやで。だって、生きている限り、やっぱりそうなることは仕方ないと思うからな。でもな、自分が迷惑かけられたときはな、迷惑と思わずに、できるだけその人の力になるんやで」
この言葉をかけてくれたのはいつだったかさっぱり忘れてしまったけれど、父もきっとこうやって生きてきたのだと思う。
私もこのように生きて、誰かにこの言葉を伝えられるように生きていきたいと思ったことも、いつからだったかは忘れてしまったけれど、今大学院にいるのもひとつこんな父の影響がある。
そんな父が、先日入院した。無事に退院したけれど、いつまでも、元気なわけじゃない。そんなことはわかっていたけれど。まだわかっていないんだな。今のうちにいっぱい会って、話して、いろいろ教えてほしい。
お父さんの子どもでよかった。いつもありがとう。